※今回ここで紹介する内容に関しては、バイキングカヤック並びにフィッシングカヤックジャパンでは作業等一切受付けておりません!
このブログ記事を見て真似等の作業をする際は全て〝自己責任〟で作業してください!
※今回の作業は失敗するとカヤックに多大なダメージを与える可能性があります
クレーム等も一切受付ませんのであしからず







新しい相棒になったプロフィッシュ45Rには、手元近くにフラッシュマウントロッドホルダーが設けてありましたが、その位置には何も付けず、その先にロッドホルダーが欲しかったので、今回かなりの冒険をしました

















写真にあるフラッシュマウントロッドホルダーを外して、写真真ん中のスターポートも外します
そしてスターポートが付いてた所にフラッシュマウントロッドホルダーを移設しました


















まずフラッシュマウントロッドホルダーを外して、用意してあったカヤックの艤装端材を穴の大きさに合わせてカットします
カットした端材に接着力の強いテープを端材の半分に貼り付け、カヤック本体に貼り付けます(テープから剥がれて端材が艇内に落ちない様にする為にしっかり貼り付けます)







次に温度調整の出来るヒートガン(アダプター等で吹き出し口が細く絞られた)で端材とカヤックの縁を温めて溶かしていきます
ポリ素材は220℃位で溶け出すので、強くても300℃以内の温度に調整出来るヒートガンを使います
※ここで要注意!広範囲に高温を当てると柔らかくなる範囲が広過ぎて、カヤック本体が陥没する恐れがあり修復不可能になります!







ヒートガンで少しづつ溶かして金属の薄いヘラ等で溶けたところを埋めていきます
少し埋まったら冷まし、また少し溶かして埋まったら冷ますを繰り返して半分位まで埋まったら、先程貼り付けたテープを剥がし、調整しながら埋めていきます


















一通り埋まったら、一旦冷まして表面を歯の強いカッターナイフやカンナ等で凹凸を削って平にしていきます
※刃物を使うので、手袋等で手を保護します


















そしてある程度修正出来たら、今度は表面だけをヒートガンで浅く溶かします
浅く溶けた表面を梨肌等の模様が付いた作業用の手袋で軽く押さえると・・・

















こんな感じになり、周りとも近い表面になっちゃいます!







これを流用して、擦って傷になったところも補修してみたら・・・



















すっかり綺麗になりました♪


















このスターポートは、ローダウン仕様になっていたので、30パイの穴が空いていました
ホールソーでフラッシュマウント用の穴を開けたいけど、このままでは暴れてしまうので、ベニヤ板にフラッシュマウントサイズの穴を開けて、その板をガイドにして既存の穴を広げました


















無事に移設完了しました!
プロフィッシュのこの位置にはなかなかフラッシュマウントを付ける事が無い為に前例が無く、ここに付くのかわからないとカヤック55の赤澤さんも言ってましたか、とりあえず付きました
ただ、多少個体差もあるかもしれないので、付く付かないはしっかり様子を見て判断してください!







今回の艤装は正に魔改造なので、あまりオススメ出来ませんが、ヒートガンを使った多少の補修のあくまでも参考として見てください







この様な改造についてバイキングカヤックやカヤック55に相談してもお答え出来ないと思いますので、もしどうしてもやりたい場合はしつこい様ですが、完全自己責任でお願いします







当然保証も効かなくなります!






あくまでも一つの参考と言う事で!






( ̄ω ̄)